看護師の中には、さまざまな事情で転職する人も少なくありません。
ある調査によれば、常勤の看護師の離職率は約10%にも及ぶというデータがあります。
とは言え、看護師を必要とする職場は非常に多いので、看護師は比較的転職しやすい職種と言えます。
しかし、初めて転職を検討する看護師の中には、具体的にどのような活動を行えば良いか分からないという人も少なくありません。
まず最初に行うべきことは、転職先に入職するまでの具体的なスケジュールを計画することです。
具体的な転職希望日が決まっている場合、そこから逆算して計算すると良いでしょう。
特に看護師の場合、転職先に応募してから内定が出るまでの期間はそれほど長くなく、概ね1カ月程度と考えておくと良いです。
何故なら、看護師は他の職種に比べると書類選考や面接にかかる期間が短いためです。
ただし、内定が出るまでの期間は病院の規模によって異なるケースがあります。
具体的な活動の流れとしては、まず応募先の医療機関を看護師転職サイトや求人誌などでチェックします。
気になる医療機関が見つかれば、応募して面接を受けます。
応募する際には履歴書が必要ですが、予め郵送するのか、あるいは面接時に持参するのかを事前に確認しましょう。
面接から内定までは、それほど時間がかかりません。
遅くても1週間程度と見ておきましょう。
また、内定を辞退する場合、内定が出てから1~2週間以内に連絡するようにしましょう。
転職先が決まったら退職の申し出をしますが、何日前に申し出るかは職場によって異なるため、就業規則に従いましょう。